
私服の制服化実践中の主婦、マロです。
「好きな服」「似合う服」「今の暮らしに合う服」
それぞれ考えてきたけど、で、結局どんな服を着ればいいの?
私服の制服化で、ここで止まってしまう人はとても多いです。
私も最初はそうでした。
好きな服はある、似合う服も少しわかってきた。
暮らしに合う服もリストアップできた。
でも、そこから「実際のコーデ」を決めるのが一番むずかしかったんです。
この記事では、
「好き×似合う×今の暮らし」から、実際に私服の制服化コーデを決める方法を、STEP4としてわかりやすくまとめました。
完璧な答えを出す必要はありません。
「今の自分にちょうどいい定番」を、いったん決めてみる。
それが私服の制服化のゴールだと、私は思っています。
STEP1〜3で考えてきたことを手元に置いて、ぜひ一緒に、あなただけの制服化コーデを作ってみましょう♪
以前リストアップした「暮らしに合う服リスト」を並べてみよう
前回の「暮らしに合う服を選ぶ」STEP3では、一週間の暮らしを振り返りながら、「今の自分の暮らしに合っていて、実際に必要な服」をリストアップしてきました。
まずは、そのリストをシーンごとに全部並べてみてください。
もし、
「まだ暮らしに合う服を考えるステップをやっていないかも?」
と感じたら、先にこちらの記事からチェックしてみてください♪

では早速、STEP3で書き出した「暮らしに合う服リスト」を、シーンごとに並べてみましょう。
✔ 多すぎてもOK
✔ 似ている服があってもOK
✔ 「本当に必要かな?」と悩まなくてOK

たとえば、
- 何を着てもOKな日
…大好きなワンピースコーデ、着心地の良い服、締め付け感のない楽な服、など。 - 動きやすさが必要な日(子供と過ごす)
…パンツスタイル、カジュアル、スニーカー、汚れてもOKなプチプラな服、など。 - 仕事の日(オフィスカジュアル)
…キレイめなスラックスパンツ、パンプス、キレイめなスカート、ブラウス、カットソー、シャツワンピースなど。 - ちょっと気分を上げたいお出かけの日
…キレイめワンピース、キレイめなロングスカート、ブラウス、リブニット、パンプス、ブーティなど。
こんなふうに、暮らしの中のシーンごとに必要な服が、リストの中に混ざっているはずです。
まだ「好き」や「似合う」を完璧に考えなくて大丈夫。
紙に書き出してもいいし、スマホのメモでもOK。
このあと、このリストを土台にして「好き」や「似合う」を重ねながら、あなただけの私服の制服化コーデを作っていきます。
まずは「暮らしに合う」を軸に、コーデの土台を作る

シーン別の「暮らしに合う服リスト」が並んだら、次はコーデの土台を作っていきます。
ここで大切なのは、いきなり「好き」や「似合う」から考えないこと。
私服の制服化は、今の暮らしがより快適になることがいちばん大事だからです!
ここからは、STEP3で並べた「暮らしに合う服リスト」を使って、実際に着るコーデの形に落とし込んでいきます。
やることはシンプル!
リストに書いた服を、「どんなコーデとして着るか」にまとめていくだけです。
・細かいコーデを考えなくてOK
・カジュアルか、キレイめかなどのコーデのテイストを考える
・コーデのテイスト×必要なアイテムでコーデを考えてみる

テイストとアイテムを組み合わせて考えるのがポイント。

【テイスト】
…カジュアル / キレイめ / シンプル / モードなど
【必要なアイテム】
…ワンピース / パンツ / スカートなど
…スニーカー/パンプス/ブーツ/サンダルなど
→「テイスト」+「必要なアイテム」で「コーデの型」を決める

たとえば「動きやすさが必要な日(子どもと過ごす日)」なら……
- 動きやすいパンツスタイル
- カジュアル
- 動きやすいスニーカー
- 汚れてもOKなプチプラ服
といったリストをもとに、「カジュアルパンツコーデ」や「カジュアルスニーカーコーデ」が必要だな、と考える。
どんなテイストの、どんなコーデが必要かを、暮らしごとに整理していくイメージです。
この段階でできあがるのは、「今の暮らしに合ったコーデの型」。
このあと、この型に「好き」や「似合う」を重ねていくことで、あなただけの私服の制服化コーデが完成していきますよ♪
土台のコーデに「好き」を重ねていく

ここからは、さきほどリストアップした「暮らしに合うコーデの型」に、あなたの“好き”を重ねていきましょう♪
好きな色、好きなシルエット、憧れている雰囲気…
そうした“好き”を少しずつ足していくことで、暮らしに合う安心感はそのままに、自分らしさがぐっと際立ちます。

私の場合はこんな感じ♪

このように「型」に「好き」を重ねることで、暮らしにフィットしながらも、自分らしいコーデが自然と形になっていきますよ♪
最後に「似合う」を少し足して、しっくり感を出す

「好き」を重ねたら、次は「似合う」をほんの少し足してみましょう。
似合う要素は、顔まわりに近いアイテムで取り入れると効果的です。
例えば、肌のトーンに合う色のトップス、骨格にフィットするシルエット、バランスを整える丈感など。
ほんの少し意識するだけで、全体がぐっと“しっくり”まとまります。

私の「好きを重ねたコーデの型」に少し似合うを取り入れてみると、こんな感じになりました!

ここでのポイントは、「似合う」を無理に追いかけないこと。
あくまで“好き”と“暮らし”を優先し、その上で似合う要素を添える。
そうすると、無理なく自然体でいられるコーデが完成します。
暮らしにフィットする「3パターン」を選ぼう
制服化のコーデは、ひとつに絞る必要はありません。
むしろ「暮らしにフィットする3パターン」を持っておくと安心です♪
例えば…
• 仕事の日のきちんと感パターン
• 休日のリラックスパターン
• ちょっと外出する日のきれいめパターン
このようにシーンごとに3つの軸コーデを決めておくと、毎朝「どれにしよう?」と迷う時間がぐっと減ります。

パターンは3つに絞るけど、服は5セットでも7セットでも必要な枚数を揃えてOK!
私は、1シーズン3パターンの制服化コーデを考えて、それを5セット作っています。
3パターンのコーデを何セットか揃えて、それをローテーションしているんです。
①カジュアルワンピコーデ×1セット
②カジュアルサロペットコーデ×2セット
③キレイめジャンスカコーデ×2セット
では、実際の私の制服化コーデを紹介していきますね♪
【実例】私の私服の制服化はこの3パターン

私の冬の私服の制服化コーデはこちら!

【1シーズン、3パターン5セットの制服化コーデ】
①カジュアルワンピコーデ×1セット
②カジュアルサロペットコーデ×2セット
③キレイめジャンスカコーデ×2セット
どれも「暮らしに合う」をベースに、「好き」をトッピングし、「似合う」で仕上げたもの。
これを繰り返すことで、迷わず安心して着られる“戻れる定番”ができました。

シーズンごとに制服化コーデを見直していますが、「ちょっと違う服も試してみたいな」と思うこともあります。
人によっては飽きてしまうこともあるかもしれません。
そんな時におすすめなのが、制服化コーデのひとつをファッションサブスクに置き換えること!
私は最近「メチャカリ」を使い始めたのですが、これがとても便利で、私服の制服化と相性が良いなと実感しています。
いつもと違うテイストの服を気軽に試せるし、自分にしっくりくる新しいスタイルを探すきっかけにもなる♪
サービスによってはスタイリストさんが似合う服やコーデを提案してくれるものもあるので、
「飽きてきた」
「ちょっと冒険してみたい」
という時にぴったりです。
毎日のコーデがさらに楽しく柔軟になるので、制服化の安心感をベースにしながら、サブスクで“変化”を取り入れるのもアリですよ♪
私服の制服化は、正解じゃなくて「戻れる定番」を決めること

最後に伝えたいことは、私服の制服化は「正解探しではない」ということ!
「これが一番おしゃれ」
「これが一番似合う」
と決めつけるのではなく、迷ったときに戻れる「私の定番」を持っておくことが大切です。
その定番があるだけで、毎日の服選びがぐっとラクになり、心に余裕が生まれます。
好き×似合う×暮らしを重ねて、自分らしい制服化を楽しんでみてくださいね♪







